こや

[つまみ読む生活]vol.3　ゾンビポイフルに注意

「おはよう」のあなたも、「こんばんは」なあなたも、こんにちは。第3話です。

さて、季節は梅雨のど真ん中、強い風がビュービューとうるさい土曜日の15時です。風が強い日の雨って本当に嫌いです。絶対濡れますからね。最近の私は低気圧に完全敗北中で、毎日頭痛いし関節がポキポキ鳴るし、常になんとなく悲しい気分です。

「雨って嫌だよね」という前提で友達に話したら「私は雨好きだけどな〜」と言われて、わーずるい、私もそんなこと当たり前な顔して言いたいわ〜と思いました。

ロマンチストはきっとみんな雨が好きですから。

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今回は少し怖い話です。

今朝、起きてすぐ胸に違和感を感じました。なんか…いる。

固めの何かが、ブラジャーの中に…いるぞ…..。虫？だとしたら割と大きい…。しっかりしたやつ….何だ…怖い。慌てて脱いだら、コロン、とソレが床に落ちました。

潰れたポイフル（レモン味）でした。

皆さんは、ポイフル知っていますか？ピンクの箱に入った、カラフルなグミキャンディーです。子供のころ、よく食べていた人も多いのでは。社会人になってから、私はまたポイフルを買うようになりました。ある程度大人になったので、1日で1箱食べませんよ。仕事の合間に、ポイと出して何粒か嗜む程度です。チョコやクッキーだと、ニキビとかカロリーとか気にしちゃいますが、ポイフルはなんか、サプリメントみたいな感覚で「太らなそう」という浅はかな理由で採用しています。ちなみに一箱187kcalみたいです。

「カロリーが〜」などと言いながら、187kcalがどのくらい高いのか低いのかわからない自分がいます。

話を元に戻して、ポイフルはどこから来たのか。昨夜です。漫画を読みながら、ベットに寝っ転がって、ポイフルを食べてました。左手に漫画を持ちながら、右手でポイフルの蓋を器用に開けて、口にポイっとしてました。非常に合理的な両手の使い方ですが、この文章で私が家でどんな振る舞いをしながら過ごしているかがバレてしまいましたね。

床に落ちて潰れたポイフルを見た時、思い出しました。

小学生の頃に起きた事件のことを…。ある日私は習い事のバッグの中にポイフルを盛大にぶちまけました。慌てて全てを回収したつもりでいたのに１週間後、消えないシミとなってバッグと一体化した１粒のポイフルが現れた、という事件です。

ポイフルって、この手の怖さがあります。あーーー怖い。絶対、私の部屋に「隠れポイフル」ありますよ。布団の中とか部屋の隅とか、絶対潰れたポイフル落ちてますよ。怖いです。皆さんも気をつけてください。ポイフル、ちゃんと丁寧に食べてください。最近ポイフル食べた人はきっとこれを読んで、恐怖のどん底にいることでしょう。

いつかの回で、化石となったポイフルのことを紹介せずに済むことを願って。

今回はこのへんで。ごちそうさまでした。

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